フィンペシアとプロペシア(フィナステリド)の違いは?効果や副作用の違いを徹底解説

フィンペシアとプロペシア(フィナステリド)の大きな違いは、国内で承認されているかどうかです。フィンペシアは国内で承認されていないため、安全な治療を行うためには薬の入手方法を慎重に選定する必要があります。では、どちらも信頼できる薬の場合、効果や副作用はどの程度変わるのでしょうか。本記事ではフィンペシアの安全な入手方法や、プロペシアとの治療効果などの違いについて解説していきます。

目次

■ 本記事のサマリ

  • フィンペシアは国内未承認
    個人輸入品は特に危険
  • クリニックで処方される
    フィンペシアとプロペシアの
    効果/副作用リスクは同等程度
  • 医療機関の海外製品を活用して
    賢く安全にAGA治療を

フィンペシアは国内未承認
個人輸入品は特に危険

プロペシアとフィンペシアの大きな違いはフィンペシアが日本国内で承認されていない点にあります。

フィンペシアはインドのシプラ社によって、プロペシアを元に製造された薬です。

インド独自の法律のもとで製造されている等の背景から、未だに厚生労働省には承認されていません。

このことから、多くの国内クリニックではフィンペシアの取り扱いがなく、日本で入手するためには誰かが輸入したものを購入する必要があります。

個人輸入品の40%は"偽薬"?
安さを優先すると逆にハイリスクに

ここで絶対にお伝えしておきたい点として、ネットの通販などで購入できる個人輸入品は「偽薬」を掴まされるリスクが非常に高いということです。

安価だからと個人輸入品を購入すると、

  • 成分が適切に含まれておらず効果が出ない
  • 不純物が混入しており健康被害が起きる

などのリスクがあると言われています。

実際、ED薬の調査ではありますが、大手製薬会社による調査*¹ではインターネットで購入したED薬のうち約4割が偽造品という報告もありました。

昨今では薬の説明書もわかりやすくなってきていますが、実際に薬に含まれている成分や製造環境の調査を行い、薬の効果や安全性を判断するのは一般の方では非常に困難です。

結果的にお金の無駄や治療費を余計にかけないためにもネットの個人輸入品の利用は避けるようにしましょう。

*1 ファイザー株式会社, バイエル株式会社, 日本新薬株式会社, 日本イーライリリー株式会社『インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品

海外製品を使うなら
医師処方のクリニック製品を推奨

しかし、一概にフィンペシアも含めた海外製品=危険、というわけではありません。

もし、フィンペシアなどの海外製品を活用する場合は医療機関で処方される製品の利用をお勧めします。

医療機関の海外製フィナステリドは、医師や専門家がしっかり成分や製造過程を評価して、安全で効果があると判断したものを採用していることが多いです。

実際にへアテクトでは台湾製のフィナステリド1.3mgを処方していますが、下記複数の調査でお薬の安全性を担保した上で、お薬をお届けしています。

<へアテクトの台湾製フィナステリドの検品方法>

  • 外部機関による成分調査
  • 輸入時の薬の含有量や安定性の調査(毎回検品)

このように、処方薬の安全性を担保しているクリニックは複数存在するため、海外製品に不安がある場合は事前にクリニックに確認し、しっかりと安全性を担保できる医療機関の薬を選択することをお勧めします。

クリニックで処方される
フィンペシアとプロペシアの
効果/副作用リスクは同等程度

ここで、信頼できる医療機関からフィンペシアを入手した場合、フィンペシアはプロペシアとほぼ同等の効果と副作用リスクが見込める薬です。

そもそもフィンペシアは、プロペシアを元に製造された薬です。

フィンペシアには、プロペシアと同じ有効成分「フィナステリド」が主成分として使用されています。

薬の効果は基本的に有効成分の内容と量に依存すると言われています。
また、副作用は有効成分量に加え、不純物の内容や混入量も影響します。

つまり、フィンペシアでも、プロペシアと同様に

  • 0.2mgや1mg前後のフィナステリドを含み
  • かつ不純物が一定以上混入していない

と保証された製品であれば同等の効果/副作用リスクが期待できるのです。

医療機関の海外製品を活用して
賢く安全にAGA治療を

フィンペシアなどの海外製フィナステリドの最大の特徴は、価格が安価であることです。

一般的にフィナステリドの価格は

  1. 国内製のオリジナル製品(プロペシア)
  2. 国内製のジェネリック製品(後発品)
  3. 海外製のジェネリック製品(フィンペシアなど)

の順になっています。

このことを踏まえると、国内で承認されていないフィンペシアや様々な海外製品でも、

  • 医療機関が提供する製品(安全性の担保)
  • 成分量を0.2mgないしは1.0mg前後含む(効果の担保)

この2点に注意することで、国内製と同等の安全性と効果を保ちながら、価格を抑えた治療が期待できるのです。

AGA治療で効果を出すためには髪が生えてくるまでの最低半年~1年間は治療を続けることが重要です。
上手に海外製のフィナステリドを選んで、経済的にも無理なく、長期的な薄毛改善を目指しましょう。

ヘアテクトなら、月あたり2,200円から
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ヘアテクトでは、12ヶ月まとめ買いなら月あたり2,200円、年間総額27,600円から適正価格でフィナステリド1.3mgの治療をご提供しています。

また、毎月の分割払いにも対応しているため、無理なくしっかり発毛を目指して治療を選択頂く患者様が多いです。

また、公式LINEでは、薄毛の専門家がチャットで24時間薄毛の質問や相談を受け付けています。

まずは自分に合った治療法や、無理なく続ける治療選択について、是非一度公式LINEにて専門家に質問してみてはいかがでしょうか?しょうか?

天野 方一 先生

ヘアテクト 顧問医師

日本抗加齢医学会専門医

埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

※本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。

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