AGA治療、いつから効果がでるのか? 効果が出るまでに必要な期間を解説
AGA治療を始める上で気になるのが「いつから効果が出るのか」という心配。個人差はありますが、多くの場合、効果が出るまでの平均的な期間や毛が増えるメカニズムについて解説いたします。
AGAの治療を始めるにあたり、「いつ頃から効果が出るのか?」について、気になる方も多いと思います。
そこで、本記事ではAGA治療を始めて効果が出るまでの平均的な期間や毛が増えるメカニズムについて解説いたします。
■ 本記事のサマリ
- AGA治療の効果が出始めるのは6ヶ月前後
- そもそも髪の毛は1日0.3mmしか伸びない
- AGAにより細くなった髪を戻すには半年ほどかかる
AGA治療の効果が出始めるのは6ヶ月前後
AGAの治療においては、「まず半年」と言われるケースが多いです。
治療してすぐには効果はでず、徐々に効果が表れてくるものです。
遅いと感じるかもしれないが、
そもそも髪の毛は1日0.3mmしか伸びない
効果が出るまでかなり時間がかかると感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、そもそも髪は1日あたり0.3mmほどしか伸びません。そのため、1ヶ月で1cm伸びる計算になります。
また、男女ともに加齢によって髪の伸びる速度は遅くなっていくと言われています。
AGAにより休止期に入った髪の毛を正常に戻すには半年ほどかかる
また、髪の毛にはヘアサイクルというものがあります。
具体的には、以下のサイクルで髪の毛が生え、抜けていきます。
- 成長期:髪が成長する期間
- 退行期:髪の成長が止まり、毛球が退化する期間
- 休止期:髪が抜け落ち、新しい髪の毛が成長を始めるまでの期間
それぞれの期間としては、成長期が2~6年、退行期は2週間、そして休止期は3~4カ月ほどと言われています。
AGAでは、成長期が短くなり、退行期や休止期の期間の髪の毛が多くなっています。
数ヶ月をかけて退行期や休止期を経て、新たな髪の毛が生えるフェーズに切り替わるのです。
そのため、フィナステリドやミノキシジルによってヘアサイクルを改善し、発毛を促進したとしても、すぐさま全ての髪の毛が成長期に切り替わるわけではございませんので、じっくり時間をかけて、半年ほどたったタイミングで、ようやく成果がで始めるという
AGAは「まずは半年」という気持ちで向き合った方がいい
1ヶ月後に効果が出なかったからという理由で治療をやめてしまう方がいらっしゃいますが、例えばミノキシジルタブレットを服用していると、初期脱毛がおこる可能性が高いため、初期にやめてしまうと、かえって髪の毛が減ってしまうことにつながりかねません。
「まずは半年」試した上で、徐々にでも改善が見られているのであれば、継続していくのが望ましいでしょう。
半年経った上で、今後の服用プランを医師と相談しましょう
AGAでは途中でお薬のパターンを変えたり、減薬したりすることも多々ありますので、まずは半年試してみていただいた上で、今後の服用プランを医師と相談するのがいいでしょう。
ヘアテクトなら、24時間以内に専門家が質問にすぐに回答いたします
ヘアテクトでは、薄毛の専門家が24時間薄毛の質問や相談を受け付けております。
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薄毛やAGAに関する記事を調べれば調べるほど、「どういうことなのか、何が正しいのかよくわからなくなってきた」という声もよく耳にしますので、ぜひ一度公式LINEにて専門家に質問してみてはいかがでしょうか?
天野 方一 先生
ヘアテクト 顧問医師
日本抗加齢医学会専門医
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。
- 本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。
- 本記事の内容は公開日時点の情報となります。 情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。