オンライン診療でAGA治療は可能なのか?事前準備のポイントを解説します

コロナ禍で普及しつつあるオンライン診療。本記事ではAGAのオンライン診療で気をつけるべきことや事前準備について解説いたします。

目次

コロナ禍で普及しつつあるオンライン診療。
AGAもオンラインで問題なく治療することができるか、気になる方も多いと思います。

そこで、本記事ではAGAのオンライン診療で気をつけるべきことや事前準備について解説いたします。

■ 本記事のサマリ

  • AGA治療はオンラインで可能
  • AGAの見極めポイントは薄毛の進行箇所進行速度
  • AGA治療で重要なのは医師とのコミュニケーション

AGA治療はオンラインで可能

結論、AGA治療はオンラインで実施することが可能です。

オフラインと比べて全く遜色がないか?という質問に対しては、AGAクリニックでの血液検査をすることができない点などを考慮して、全く同じと言い切ることはできませんが、十分な治療をすることが可能と評価しています。
(血液検査が必要な場合は、近医に紹介することもできます。)

AGAかどうかの見極めは2点をもっておこなう

AGAかどうかを見極めるには、まず以下2点を確認します。

  1. 前額部(おでこ)もしくは頭頂部(てっぺん)の薄毛が進行しているかどうか
  2. 徐々に薄毛が進行しているかどうか

この2点を満たしていれば、男性薄毛の9割を占めるAGAである可能性が高いです。

徐々に薄毛が進行しているか、一番把握しているのは患者様本人

①のどこの薄毛が進行しているかについてはオンライン / オフライン問わずチェックが可能ですが、②の「徐々に薄毛が進行しているかどうか」については、医師がその場で判断することは難しい場合が多いです。

なぜならば、医師はクリニックに来院される前の患者さまの頭皮の状況を知らないケースの方が多いからです。

AGAかどうかを見極める際、オフラインのクリニックではマイクロスコープを頭皮に当てて確認することもありますが、実はAGAにとって最も大事な確認ポイントは、「治療者本人もしくは身近な方が知っている」ケースが多いのです。

AGA治療で大事なのは医師とのコミュニケーション

以上のことから、AGA治療において大事なのは、「医師と適切なコミュニケーションが取れるかどうか」です。

コミュニケーションはビデオ通話にて円滑に行うことが可能ですので、我々としては、AGA治療はオンラインで十分な品質を確保することが可能と捉えています。

むしろ、オンラインだからこそ安心して話しやすいという患者様もいらっしゃいますし、オフラインのクリニックよりもしっかり時間を確保してもらえたという患者様もいらっしゃる状況です。

持病があるかなど、医師に適切に状況を伝えることが重要

オンライン、オフライン問わずですが、どのクリニックでも問診を提出されたことはあるかと思いますが、問診や医師との診察の時間において、自身の健康状態について適切に伝えることが非常に大事になってきます。

そのため、「ここ1年で受けた健康診断の結果がどうであったか」や「妊活中かどうか」、「現在治療中の病気があるか」、「アレルギーがあるか」など、なるべく細かく医師に伝えるようにしましょう。

これによって、医師による適切な処方判断が可能となります。

健康診断は毎年ちゃんと受けるべき

こちらも、AGA治療を検討するかどうかにかかわらず大事なことですが、健康診断は毎年受けましょう。

何かしらかのお薬を継続服用される際や、新しいお薬を服用開始される場合には、定期的な健康状態のチェックが非常に重要になってきます。

血液検査の際に留意すべきこと

また、血液検査の際に留意していただきたい点がございます。

「高年齢層の前立腺肥大症患者へのフィナステリド投与により血清PSA濃度が約50%低下した*」というエビデンスがございますので、AGA治療中は、前立腺癌診断の目的で血清PSA濃度を測定する場合は、2倍した値を目安として評価いただきたいです。
*参考文献:プロペシア®錠 添付文章

診察費は無料です

ヘアテクトではオンライン診察費をいただいておりません。

AGA治療を検討されている方は、ぜひ一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。

ヘアテクトなら、24時間以内に専門家が質問にすぐに回答いたします

ヘアテクトでは、薄毛の専門家が24時間薄毛の質問や相談を受け付けております。

10時~18時にてご連絡いただけた際には、専門家から平均約60分で返答があるとのことでした。(2021年5月-9月実績)

皆さんの薄毛やAGAに関するお悩みに対して、医師の経験や知識をもとに回答させていただきます。

薄毛やAGAに関する記事を調べれば調べるほど、「どういうことなのか、何が正しいのかよくわからなくなってきた」という声もよく耳にしますので、ぜひ一度公式LINEにて専門家に質問してみてはいかがでしょうか?

※あくまで相談やカウンセリングで、診断とは異なることをご了承ください。

天野 方一 先生

ヘアテクト 顧問医師

日本抗加齢医学会専門医

埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

※本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。

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