【医師が徹底解説】薄毛対策別のメリットデメリット比較。実際あの治療ってどうなの?

世の中には様々な薄毛対策の手法があります。 今回は、目的に応じた適切な対策を皆さんが取れるように、それぞれの対策のメリットデメリットをお伝えできればと思います。

目次

薄毛対策にも色々な種類がある

世の中には様々な薄毛対策の手法があります。

今回は、目的に応じた適切な対策を皆さんが取れるように、それぞれの対策のメリットデメリットをお伝えできればと思います。

医薬品・育毛剤・育毛シャンプー・育毛サロン・発毛剤のメリットデメリットをご紹介いたします。

■ 本記事のサマリ

  • AGAに直接的な効果があるのは、医薬品
  • 育毛剤、育毛シャンプーはAGAに直接効果がない
  • 発毛剤のみでもAGAの進行は止められない

AGAに直接的な効果があるのは、医薬品

薄毛にも様々な種類がございますが、男性薄毛の9割以上を占めると言われるAGAに対して最も直接的な効果が見込めるのは、医薬品による治療です。

具体的には、フィナステリドとミノキシジル2種による治療です。
※進行予防目的の方はフィナステリドのみでOKです

フィナステリドはAGAの原因に対して直接的に作用することが可能ですので、薄毛の進行を止めることができます。(バケツに開いた穴を塞ぐ役割)

ミノキシジルには発毛効果がありますので、薄毛が進行し減ってしまったヘアボリュームを増加させることを期待できます。(バケツに水を注ぐ役割)

この2剤によって、進行を予防しつつ発毛を促すことが可能なのです。

効果があるからこそ、医師による処方判断が必要

もちろん、医療用医薬品ですので、これら2剤には相性や副作用がございます。

医療用医薬品に共通することですが、メリットがあればデメリットもあるもの。

皆さんが体調を崩された際に飲まれている風邪薬などと同じく、相性や副作用があるのです。

そのため、処方の前に医師による診察が必須となっているのです。

ただ、基本的には多くの方が副作用なく服用できているのが現状ですので、ご安心いただければと思います。

医薬品のメリット・デメリット

医薬品のメリットは明確にAGAへの効果が期待できることです。

非常にポピュラーな対策で、日本でも少なくとも数万人の方が継続服用できているのではないでしょうか。

デメリットは、市販品と違って診察を受ける手間がかかることでしょうか。

しかし、本当に効果がある対策をするためには、惜しむ手間ではないと思われます。

育毛剤、育毛シャンプーはAGAに直接効果がない

育毛剤、育毛シャンプーのメリットは、手にとりやすさでしょうか。

ネットで手軽に購入することが可能です。

デメリットは、AGAに対して直接的な作用がないことです。

育毛剤には発毛効果はございませんし、5αリダクターゼを阻害して進行予防をすることもできません。

育毛サロンもAGAに直接効果はない

育毛サロンのメリットは、副作用を限りなく減らしたところでしょうか。

デメリットは、同じくAGAに対して直接的な作用がないことです。

あくまでも提供しているのは美容サービスであり、進行している薄毛に効果を与えるというよりも、頭皮を洗浄して清潔に保つサポートをしてくれるものです。

まずは手軽に始めるのも良いが、
多くの人が最後はクリニックに来る

ここまでいくつかの対策を紹介させていただきました。

クリニックに来られる方をみていると、最初は手に取りやすい商品などから開始してみたが、満足な効果が得られなかったからクリニックに来たという方を多くみます。

もしAGAで悩まれている場合は、最も効果的な治療にチャレンジしてみることがお悩み解決の近道かと思われますので、医師への相談だけでも、最初にしてみるのがいいのかもしれません。

ヘアテクトなら、24時間以内に専門家が質問にすぐに回答いたします

ヘアテクトでは、薄毛の専門家が24時間薄毛の質問や相談を受け付けております。

10時~18時にてご連絡いただけた際には、専門家から平均約60分で返答があるとのことでした。(2021年5月-9月実績)

皆さんの薄毛やAGAに関するお悩みに対して、医師の経験や知識をもとに回答させていただきます。

薄毛やAGAに関する記事を調べれば調べるほど、「どういうことなのか、何が正しいのかよくわからなくなってきた」という声もよく耳にしますので、ぜひ一度公式LINEにて専門家に質問してみてはいかがでしょうか?

※あくまで相談やカウンセリングで、診断とは異なることをご了承ください。

天野 方一 先生

ヘアテクト 顧問医師

日本抗加齢医学会専門医

埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

※本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。

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