Q.もし薬を飲み忘れたら?
A. 基本的には、次の服用タイミングから服薬を再開ください。副作用リスクがあるため、飲み忘れた分は服用せず、1日分の量で再開するようにしましょう。
目次
A. 次の服薬タイミングから
服薬を再開ください
なお、副作用リスクがあるため、飲み忘れた分は服用せず、1日分の量で再開するようにしましょう。
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◆本記事でお伝えすること
- 飲むのを止めると再び薄毛が進行する危険性がある
- 飲み忘れたら、気づいた時点から再開を推奨
- 服用再開するときは必ず1日分の量で
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Q. 1日位飲まなくても大丈夫?
薬は、血中の濃度が一定以上の状態になると効果を発揮します。
この血中濃度を維持するために重要毎日同じ時間に服用することです。
薬は服用後、段々と"代謝"されて効果を失っていきます。
この効果が失われる前に続けて薬を飲むことで血中濃度を一定に保ち続けることができるのですが、 一般的にフィナステリドやミノキシジルなどのAGA治療薬は続けて服用がない場合、1日でほとんどが代謝され、血中濃度がほぼ0になると考えられています。
つまり、1日服用しないだけでも、効果が出ない時間が発生してしまう可能性がかなり高いのです。
折角服薬するのであれば、効果を最大限にするためにも、できるだけ毎日同じ時間に服用することをお勧めします。
Q. 飲み忘れたらどうする?
再掲になりますが、薬の飲み忘れに気付いた時には焦らず、次の服薬タイミングから服用を再開してください。
もし服薬タイミングに悩んだ場合は、へアテクトの公式LINEからいつでもカウンセラーにご相談ください。
Q. 飲み忘れた分は
全て飲んだ方が良い?
再開時には過去に飲み忘れた分を一度に服用せず、必ず1日分の量を飲むようにしてください。
薬は一概に服薬量を多くすればその分効果が高まる、というわけではなく、むしろ飲み忘れた分を一度に服用すると、血中濃度が急上昇し副作用リスクが高まるため注意が必要です。
天野 方一 先生
ヘアテクト 顧問医師
日本抗加齢医学会専門医
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。
- 本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。
- 本記事の内容は公開日時点の情報となります。 情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。