Q.薬はいつ飲んだらいい?

A. 毎日できるだけ同じ時間に飲んでください。朝・昼・夕などの指定はありません。飲みやすいタイミングで毎日同じ時間帯に服用することが、効果を実感するために重要です。

目次

    A. 毎日できるだけ
    同じ時間に飲んでください

    朝・昼・夕などの指定はありません。
    飲みやすいタイミングに毎日同じ時間帯に服用することが、効果を実感するために重要です。

    なお、お酒を良く飲まれる方は、朝か昼の服用をお勧めします。お酒と一緒に飲むのは避けるようにしましょう。

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    ◆ 本記事でお伝えすること

    • 効果を出すには、毎日同じ時間の服用が重要
    • 飲むのを止めると再び薄毛が進行する危険性がある
    • 飲み忘れたら、気づいた時点から再開を推奨
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    Q. 何故同じ時間に飲むと良いの?

    薬は、血中の濃度が一定以上の状態になると効果を発揮します。
    しかし、一概に濃度が高ければ良いわけではなく、一定以上を超えると身体に悪影響が出るため上限値も設けられています。
    つまり、血中濃度を一定以上一定以下に維持し続けることで、薬を効果的かつ安全に利用できるのです。

    この血中濃度を維持するために重要となるのが、毎日同じ時間に服用することです。

    薬は服用後、段々と代謝されて効果を失っていきます。
    この効果が失われる前に続けて薬を飲むことで、血中濃度を一定に保ち続けることができるのですが、服用時間がばらつくと効果が失われる時間が発生してしまう場合もあります。
    折角服薬するのであれば、効果を最大限にするためにも、できるだけ毎日同じ時間に服用することをお勧めします。

    Q. 毎日飲む必要はある?

    薬は服用後、段々と"代謝"されて効果を失います。
    一般的にフィナステリドやミノキシジルなどのAGA治療薬は1日でほとんどが代謝され、血中濃度がほぼ0になると考えられています。
    つまり、1日服用しないだけでも、効果が出ない時間が発生してしまう可能性がかなり高いです。

    AGAは完治が難しく、AGA治療薬はあくまでAGAの進行を抑える効果のみです。
    そのため、もし薬の効果が出ない期間が続くと、再びAGAの進行が再開し、薄毛症状が再発してしまうリスクがあります

    服用中止したことで折角生えた髪が再び抜けて治療前の状態に戻ってしまった、というケースもあるので注意が必要です。
    2~3日服用しないだけですぐにハゲるということは考えにくいですが、できる限り毎日服用することを推奨します。

    Q. 飲み忘れたらどうしたらいい?

    薬の飲み忘れに気付いた時には焦らず、基本的には次の服薬タイミングから服用再開してください。

    この際、飲み忘れた分は服用せず、必ず1日分の量を飲むようにしてください。
    飲み忘れた分を一度に服用すると、血中濃度が急上昇し副作用リスクが高まるため注意が必要です。

    もし飲み忘れなどで、服薬タイミングに悩んだ場合は、へアテクトの公式LINEからいつでもカウンセラーにご相談ください。

    天野 方一 先生

    ヘアテクト 顧問医師

    日本抗加齢医学会専門医

    埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

    ※本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。

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