髪の毛が異常に抜ける!抜け毛はストレスやAGAが原因?薄毛治療や対策

異常な抜け毛の原因はAGAなどの脱毛症かもしれません。また、生活習慣の乱れが抜け毛の進行に拍車をかけている可能性もあります。薄毛の改善を目指すには健全な生活を心がけ、クリニックの受診を検討してみましょう。

目次

「髪の毛が異常に抜けるのはなぜ?」
「異常な抜け毛かどうかを見極めるにはどうすればいい?」

男性であれ女性であれ、抜け毛が急激に増えると「このままハゲてしまうのではないか」と不安に駆られるのは当然です。特に、抜け毛の急激な増加がなぜ起きているのかがわからなければ、対策の打ちようがなく途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

しかしご自身の頭髪の状態が明確にわかれば、薄毛の改善を目指しやすくなるはずです。そこで、今回は異常な抜け毛の見分け方や脱毛の要因、薄毛対策などを解説します。

※抜け毛とその原因についてはこちらの記事もご覧ください。
抜け毛が多いときに考えられる7つの原因|効果的な薄毛対策とは

■ 本記事のサマリ

  • 抜け毛の増加は、薄毛進行のサイン
  • 抜けた毛の毛根が膨らんでなかったりやせ細っている場合は、異常脱毛の疑いがある
  • 髪の毛が異常に抜ける原因のほとんどはAGA(男性型脱毛症)の可能性が高い
  • AGAが原因の場合、生活習慣の対策では改善されず、クリニックでの治療が必須
  • 薄毛が進行してからの治療は効果が出にくくなるリスクがあるため、できるだけ早い治療が重要

異常な抜け毛の見分け方

抜け毛の増加が認められる場合、自然に抜け落ちた毛と何らかの異常があって抜けた毛を見分けるのは難しいものです。

しかし、異常脱毛を見分けるポイントが分かれば抜け毛を観察することで頭皮環境の悪化を判断しやすくなります。そこで、以下では異常脱毛に見られる特徴を確認してみましょう。

枕元やシャンプー時の抜け毛が増えたら注意

そもそも、私たちの体は常に新陳代謝が繰り返されており、髪も日々一定数が寿命を迎え抜け落ちては新たな髪が毛根に生まれています。

健康な頭皮環境では1日に約50〜100本程度の脱毛があるものです。

しかし、頭皮環境の悪化で脱毛がある場合、抜け毛の本数が異様に多くなります。
ヘアサイクル(毛髪が毛根にできてから自然に抜けるまでの周期)に乱れがある場合、1日に200本程度の毛が抜け落ちるため抜け毛が目につくようになるでしょう。

枕元に大量の毛がついていたりシャンプー時に指に毛が絡まったりするのは、少しの摩擦で抜け落ちてしまう毛が増えているのかもしれません。薄毛が気になる場合、毎日の抜け毛量を意識することから始めてみると良いでしょう。

抜け毛の毛根が「小さく黒い」場合、異常脱毛の可能性

異常脱毛を見分けるには抜けた毛の毛根を観察してみましょう。

異常脱毛はヘアサイクルの乱れにより成長期にある髪の毛が突如退行期に突入した過程があるため、毛根が十分に育ちきっていないという特徴があります。

未熟な状態で抜け落ちた髪の毛根に見られる特徴は、毛根の消失や収縮、奇形などです。

異常脱毛根が黒い理由は、メラニン色素の分泌により髪を黒くする働きのある細胞「メラノサイト」が脱毛直前まで機能していた点にあります。

正常な髪が自然な寿命を迎える場合、メラノサイトの機能が毛母細胞に先立って低下し、まずは毛根部位から白くなり始めるものです。

抜けた毛の毛根が黒い場合、成長期にある髪が何らかの理由で急激に退行期へと追いやられている可能性があります。

抜け毛が「細く短い」場合も要注意

異常な抜け毛は細く短い傾向にあります。

そもそも通常なら髪の成長期は2〜6年程度あり、この期間に髪は太く長く伸びていくものです。しかし頭皮環境の悪化により成長期が大幅に短縮された場合、髪は未熟な状態で抜け落ちてしまいます。

細く短い抜け毛が増えた場合、同時に生じるのが今生えている髪の短毛化・軟毛化です。

抜け毛や今ある髪に弱々しい髪の毛が目立つようになってきた場合、ヘアサイクルに乱れが生じている可能性があるでしょう。

髪の毛が異常に抜ける原因

生活習慣の乱れや誤った頭皮ケアは抜け毛の進行に拍車をかけ得るものです。

普段何気なくしている行動が異常な抜け毛を引き起こしているなら、行動を改めることで薄毛の改善を目指せるはずです。以下では抜け毛の原因となる生活習慣を解説します。

食生活が乱れている

食生活の乱れは抜け毛に直結するといっても過言ではありません。

そもそも、髪を作る毛母細胞は血によって運ばれてくる栄養素と酸素をもとに分裂と増殖を繰り返しています。毛母細胞の盛んな活動によって髪は毛根から押し出されるように伸びていますが、材料となる成分が不足すると、毛母細胞の活性は弱まり髪は成長を続けられません。

実際、ある研究では脱毛症を患う若者にアミノ酸やミネラルの顕著な欠乏があるとわかりました*。
* Dinesh Gowda et al, Prevalence of nutritional deficiencies in hair loss among Indian participants: Results of a cross-sectional study, nt J Trichol, 2017 Jul, 9:101-4

パスタやパンなど糖質に偏った食事は手軽で便利ですが、髪に必要な栄養素を枯渇させ、薄毛の引き金になるものです。日々の食生活を振り返り、栄養に偏りがないかどうか意識してみましょう。

生活習慣が悪化している

生活習慣の悪化もまた、抜け毛の要因となります。

特に喫煙や過度の飲酒、睡眠不足などは交感神経を優位にし、血管収縮による血流の悪化を引き起こすものです。

睡眠不足は、睡眠時に分泌される成長ホルモンによる細胞の修復を妨げ、ヘアサイクルの乱れを起こしやすくします。

また喫煙や飲酒では、取り込んだ有害物質を解毒しようと働く代謝の過程で、細胞に有害な活性酸素が発生します。活性酸素が体内に増えて起こるのが、毛母細胞や毛乳頭細胞の弱化とビタミンやミネラルなどの消耗です。

生活習慣の悪化は栄養素の枯渇や血流の低下により肌荒れを引き起こすものとして知られていますが、肌の一部である頭皮にも同様のことがいえます。

薄毛の改善を目指すのであれば、乱れた生活習慣を改め健康的な生活を心がけましょう。

ストレスが溜まっている

ストレスは代表的な薄毛の要因の一つといえます。

なぜなら、ストレスは交感神経を優位にさせ頭皮の血行不良を引き起こす他、細胞にダメージを与える活性酸素を発生させたり髪に必要な栄養素を消耗したりするからです。

ここでストレスによる作用を確認してみましょう。ストレスにより交感神経が優位になると私たちの体に生じるのが、血糖や血圧の上昇に働くホルモン「コルチゾール」です。

抗ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールの合成過程では、ビタミンCやビタミンEを要する他、活性酸素の発生をともないます。

また、活性酸素の除去にも大量のビタミンCや亜鉛が使われるため、ストレスは血行不良と栄養不足を同時に引き起こすものといえるでしょう。

頭皮ケアが誤っている

誤った頭皮ケアは育毛をサポートするどころか、薄毛の要因になり得るものです。

例えば次のようなヘアケアは頭皮にダメージを与えている可能性があります。

  • 界面活性剤を配合したシャンプーの使用
  • 整髪剤の頭皮付近での使用
  • 1日に複数回の頻繁な洗髪
  • ドライヤーの至近距離での使用

ラウリル硫酸やラウレス硫酸などの界面活性剤は、本来分離するはずの油分と水分を化学の力で乳化させ、油汚れを根こそぎ落とす洗浄成分です。

界面活性剤入りのシャンプーは洗浄力が高いメリットがある反面、頭皮に必要な皮脂まで洗い流し、乾燥による頭皮環境の悪化を招く恐れがあります。

また、ドライヤーの至近距離での使用は頭皮だけでなく、髪のキューティクルにまでダメージを与えてしまうものです。

薄毛が気になる場合、今続けているヘアケアを見直してみることをおすすめします。

異常に髪の毛が抜けるときの対策

髪が異常に抜けるときは、抜け毛の要因と考えられる生活環境や習慣を改める必要があります。

そこで、以下では異常な抜け毛への対策となる生活習慣の改善を紹介します。

乱れた食生活を見直す

薄毛の進行を食い止めるには、髪に必要な栄養素を効率的に取り入れましょう。

先にお伝えしたように、髪は血によって運ばれた栄養と酸素をもとに作られます。

髪の毛の材料となる栄養素は主成分であるタンパク質の他にビタミンB群やビタミンC、亜鉛などです。
また、細胞分裂をサポートするビタミンA・ビタミンEや血液の酸素運搬に欠かせない鉄分なども取り入れると良いでしょう。

これらの栄養素を効率的に取り入れるには、主菜や副菜がしっかりと摂れる定食スタイルの食事がおすすめです。以下に髪に良い栄養素が含まれる食べ物を紹介します。

髪に良い栄養素とそれらを含む食材

髪に良い栄養を含む食品の中でも、卵はとりわけ栄養バランスに富んでいます

おかずの一品や間食用としてゆで卵を作り置きしておくのも一つのアイデアとしておすすめです。

生活習慣を改善する

睡眠の質の向上や禁煙、禁酒は血流の正常化や栄養状態の改善、活性酸素の抑制に役立ち、健全な頭皮環境をサポートしてくれます。

睡眠の質を高めるには規則正しい生活を送るのがおすすめです。
睡眠物質である「メラトニン」は覚醒後、光を認識してから14〜16時間程度で分泌が始まる性質を持ちます。毎日決まった時間に起きると、決まった時間に眠くなるのはメラトニンが規則的に働いているためです。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは入眠後の3時間に多く分泌され、特に最初の90分間は最も盛んに分泌されます。

したがって成長ホルモンの分泌にはスムーズな入眠が欠かせません。体内時計に沿った生活が睡眠の質を高め、頭皮環境の改善につながるといえるでしょう。

ストレス発散の機会をつくる

万病の元ストレスを上手に発散できれば、心身は回復し頭皮環境も改善できます。

ストレスがあると交感神経が優位になり自律神経が乱れやすくなるので、交感神経と副交感神経のバランスを整える機会を作りましょう。

例えば、ぬるま湯での入浴やリラックスタイム、睡眠は副交感神経を優位にし、脳と体が休まる習慣です。

また、腹式呼吸や歩行、サイクリングなどのリズム運動は自律神経の調整を司るホルモン「セロトニン」を活性させ心身の安定を促します。

その他、ストレスの原因を突き止め、ストレッサーとなる事象の回避や解決に努めるのもストレスに負けない体作りに有効でしょう。自分に合ったストレス発散の方法がわかれば、頭皮への負担を徐々に減らせるはずです。

頭皮ケアを正しく行う

適切な頭皮ケアは健全な頭皮環境をサポートします。

頭皮ケアを行ううえで大切なことは頭皮に負担をかけないことです。頭皮の保護に必要な皮脂を適度に残しつつ清潔を保つのが大切です。

例えば低刺激性のシャンプーを選んだり、洗髪時はしっかりとすすいだりするだけでも頭皮環境が大幅に改善される場合があります。

また、整髪剤を毛先だけにつけるようにしたり、たまには何もつけない日を作ったりする心がけも頭皮にとって必要です。

誤った頭皮ケアは乾燥や雑菌の繁殖、炎症などを招く恐れがあります。適切な知識を身につけ、ヘアケアを行いましょう。

髪の毛が異常に抜けるのは脱毛症の可能性あり

抜け毛の進行を加速させる要因に生活習慣の乱れや誤ったヘアケアがあるとわかりましたが、実際のところ、ほとんどの薄毛の根本的な要因に脱毛症が潜んでいると言われています。

以下では異常な脱毛がある場合に原因として考えられる脱毛症を解説します。

AGA(男性型脱毛症)

AGAは男性に起こる脱毛症で、約3人に1人が発症すると言われています。

男性を悩ませる薄毛の要因のほとんどがAGAと考えられており、主に額の生え際や頭頂部を中心に薄毛が進行します。

AGAの発症は主要な男性ホルモンである「テストステロン」の影響によるものです。

テストステロンが体内の酸化酵素と結合することで、脱毛因子の前駆体となる男性ホルモン「DHT」を生成します。
このDHTが毛乳頭で男性ホルモン受容体と結合してできるのが、毛母細胞にダメージを与える脱毛因子です。

脱毛因子の作用で成長期にある髪が退行期に追いやられると、髪は本来の寿命を迎える前に抜け落ちてしまいます。
AGAのなりやすさは酸化酵素の活性度や男性ホルモン受容体の感受性に左右されますが、これらの要素は遺伝によって引き継がれる性質です。

遺伝的体質は生活習慣やヘアケアの改善で治すのが困難なため、AGAの改善にはクリニックでの治療が必要となります。

休止期脱毛症

休止期脱毛症には以下の3タイプがあります。

  • 急性休止期脱毛
  • 慢性びまん性休止期脱毛
  • 慢性休止期脱毛

急性休止期脱毛は成長期にある髪が急激に休止期に追いやられ脱毛する症状です。

急性休止期脱毛の原因には急激な栄養不足や血流低下、ホルモンバランスの乱れなどがあり、ダイエットや病気、出産や大きなストレスなどに伴う傾向があります。

休止期脱毛は突然抜け毛が大量に発生しますが、原因が特定しやすいため対応策を考えやすい脱毛症です。一方、慢性びまん性休止期脱毛や慢性休止期脱毛では半年以上かけて徐々に薄毛が進行するものになります。

慢性びまん性休止期脱毛には甲状腺や肝臓、腎臓の疾患が潜んでいる可能性があり、薄毛の改善には医療機関で根本の原因である病気を治癒せねばなりません。

また、慢性休止期脱毛は明確な原因が無いにもかかわらず脱毛が進行するため、薄毛対策がしづらい特徴があります。

円形脱毛症

円形脱毛症は10円玉サイズのハゲができることから「10円ハゲ」とも呼ばれる脱毛症です。

脱毛は1円玉サイズから始まる場合がありますが、進行すると500円サイズから頭部全体にまで広がることもあります。

円形脱毛症の主な原因として考えられるのは自己免疫疾患です。
自己免疫疾患は自前の免疫細胞が正常な細胞を異物と誤認識し攻撃することで生じます。自らの免疫細胞が毛母細胞を標的とし死滅させてしまうことで、一部の髪がごっそりと抜け落ちるのが円形脱毛症の症状です。

円形脱毛症を引き起こす自己免疫疾患を根本から治す特効薬は今のところありません。

しかし、これもクリニック等医療機関で対処療法としてステロイドや抗ヒスタミン薬を用いて抜け毛を食い止めることはできます。
また、自己免疫疾患の原因の一つと考えられるストレスを解消することも円形脱毛症を改善する手立てといえるでしょう。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠性脱毛とは頭皮環境の悪化から細かく灰色がかったフケが大量に生じ、脱毛が進行していく疾患です。

粃糠性脱毛では頭皮に炎症が起き痒みが発生するため、つい頭皮を掻きむしってしまい更なるフケの発生につながる悪循環があります。

抜け毛とともに大量のフケや頭皮の赤み、瘡蓋が認められる場合、粃糠性脱毛と考えて良いでしょう。粃糠性脱毛の原因は明らかにされていませんが、以下による頭皮環境の悪化が考えられます。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 栄養状態の悪化
  • 血流の低下
  • 頭皮の乾燥・バリア機能の低下

粃糠性脱毛症を改善するには頭皮環境を悪化させる生活習慣の乱れを整えつつ、クリニックにて治療を受けることがおすすめです。

一般的に治療にはステロイドや抗ヒスタミン薬などの外用薬が用いられます。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症では頭皮の皮脂が過剰になり、脱毛とともにニキビや湿疹などの炎症が起こります。

また、粃糠性脱毛とは異なり黄色みがかったベタつきのあるフケが出るのも特徴です。

過剰な皮脂により頭皮環境が悪化するのは、皮脂を餌とする常在菌「マラセチア菌」が異常繁殖することで頭皮にアレルギー反応が生じるためです。

またフケが出る理由は、マラセチア菌が皮脂を分解してできる「遊離脂肪酸」が刺激物質として頭皮のターンオーバーを必要以上に早めてしまう点にあります。

脂漏性脱毛症の対策は粃糠性脱毛症と同様、生活習慣の改善とともにクリニックの受診が適切です。

治療にはステロイドや抗真菌薬などの外用薬が用いられる傾向にあります。

異常な抜け毛の大半はAGAが原因

ここまでいくつか脱毛症を紹介してきましたが、日本人男性に起きる薄毛の大半はAGAによるものです。

日本皮膚科学会によるガイドラインでは日本人におけるAGA発症の割合は20 代で約 10%、30 代で 20%、40 代で 30%、50 代以降で 40 数%と年齢とともに高くなるとされています。

男性の薄毛の代表的な要因であるAGAは、生活習慣やヘアケアの改善だけでは治らず、生涯進行し続けるのが特徴です。

放置すると重度の薄毛となり、改善に大きな時間を要してしまいます。

また、上記の通り、薄毛の原因がAGAでない場合でも、基本的にはクリニックでの治療が薄毛の改善には必要となることがほとんどです。

「最近抜け毛が増えたな」と感じ始めたら、セルフチェックとともに早い段階での受診を検討しましょう。
早期から治療を始めると薄毛の進行を食い止められる可能性が高くなります。

髪の毛が異常に抜けるときは専門のクリニックへ

髪の毛が異常に抜ける場合、脱毛症の罹患とともに生活習慣の乱れや誤ったヘアケアが抜け毛に拍車をかけている可能性があります。

薄毛の原因は複数の項目が絡み合っているケースが多く、ときには自力で原因を突き止められないこともあるでしょう。

薄毛への対策が分からない場合、専門のクリニックに相談してみることをおすすめします。クリニックの無料相談では薄毛の原因や治療の進め方、生活習慣へのアドバイスが受けられ、異常な抜け毛への対応の仕方が見えてくるはずです。

天野 方一 先生

ヘアテクト 顧問医師

日本抗加齢医学会専門医

埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

  • 本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。
  • 本記事の内容は公開日時点の情報となります。 情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

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