「フィナステリド(プロペシア)をやめてよかった」はホント?フィナステリドを途中でやめるメリットデメリットを解説

フィナステリド(プロペシア)は中断すると薄毛の再発リスクがあるといわれています。では何故「途中でやめてよかった」と言う患者様がいるのでしょうか。本記事では、フィナステリドを止めてよかった理由や、「やめてよかった」という意見の裏にある落とし穴について解説していきます。

目次

■ 本記事のサマリ

  • フィナステリドを途中でやめてよかった人は
    薄毛より費用や副作用が心配
  • フィナステリドを止めると薄毛が再発
    後悔する人の方が多い
  • 「やめてよかった」は中断直後?
    2-3ヶ月後に治療再開される人も多い
  • 治療コストを抑えるなら
    医療機関のジェネリック製品を

▼フィナステリドの効果に関する関連記事もご覧ください
フィナステリド(プロペシア)は薄毛(AGA)に効果アリ?服用期間ごとの効果や途中で止めた場合まで徹底解説!

フィナステリド(プロペシア)を
途中でやめてよかった人は
薄毛より費用や副作用が心配

一般的に、フィナステリド(プロペシア)を途中でやめると薄毛が再発しやすくなるため、中断は推奨されていません。

しかし、それでも「フィナステリドをやめてよかった」といわれる患者様の理由として、"治療費が掛からなくなる"、"副作用が落ち着く"などが挙げられます。

フィナステリドを治療途中でやめることで、当然、薬の費用は掛からなくなります。

また、薬による副作用が起きるのではないか、と日々不安に感じる必要もなくなります。

薄毛の進行より、このような治療費や副作用を不安に感じていた患者様の場合、フィナステリドをやめてこれらの不安から解放され、「よかった」と思われるケースもあるのでしょう。

特にフィナステリドを止めた方が良い人は
妊活前や副作用が出ている人

中でも、特に下記のような方は、フィナステリドを中断することをお勧めします。

<フィナステリドを中断した方が良い人>

  1. 妊活前の方
  2. 副作用が既に出ていて、日常生活に支障がある

フィナステリドは、確率は低いものの妊活に影響を及ぼす可能性があるといわれています。

そのため、妊活を行う場合には、性交を行う1か月前にはフィナステリドの服用中止を推奨しています。

また、既に副作用が出ており、日常生活に支障がある方も一度治療を中断することをお勧めします。

副作用は薬の成分が原因となっているケースが多いため、フィナステリドを中断し、身体から薬の成分が消えることで、副作用が軽減されることが期待できます。

なお、「副作用はまだ出ていないが不安だ」、という方は、フィナステリドの継続を推奨します。

一般に複数のフィナステリドの研究で、副作用発生率はごく稀であり、更に「軽度かつ一過性で投与中に消失した」と報告されています。

このことからも、副作用を過剰に不安がって薄毛改善を諦めるのは、あまりお勧めできません。

フィナステリドを途中で止めると
薄毛が再発
後悔する人の方が多い

再度お伝えすると、フィナステリドを止めると、薄毛が再発するリスクと言われています。
実際にフィナステリドをやめて後悔される方も多い印象です。

そもそも、AGAは完治できない進行性の薄毛です。

現時点ではAGAを完全に治す方法はなく、AGAに罹ると対策しない限りどんどん薄毛が進行していきます。

フィナステリドなどのAGA治療薬は、AGAの原因を直接抑え、この薄毛の進行を一時的に食い止められる、唯一の対策方法です。

この効果がAGAの薄毛進行と釣り合う、または勝つことで、治療中は一時的に抜け毛の減少や毛量の維持・増加を感じられます。

しかし、AGAの素因は解消されないため、薬の服用を中断すると、AGAの薄毛の進行症状だけが残り、薄毛が再発してしまうのです。

実際に治療中断後、
約80%が薄毛進行を実感

実際にへアテクトの患者様に実施したアンケートでは、約80%の方が中断後に薄毛・抜け毛の再発を実感していることが分かりました。

このことからも、フィナステリドを途中でやめてしまうと薄毛が再発し、折角の治療効果が無駄になるリスクがあることがわかります。

※分析概要
対象/へアテクト患者様のうち、1ヶ月以上治療を中断された方37名
*上記はそのうち1年以上治療を継続された方を対象に集計
調査期間/2023年11月14日~11月24日

「やめてよかった」は中断直後?
2-3ヶ月後に治療再開される人も多い

実は、「フィナステリドをやめてよかった」という患者様の中でも、数ヶ月経ってから薄毛が再発し後悔されるケースが散見されます。

実際、上記のアンケート結果では、治療中断後、薄毛・抜け毛の再発を実感した患者様のうち、2人に1人が2ヶ月以内に、90%は半年以内に再発を実感していました。

一般的にも、薄毛が再発するまでは1~数ヶ月かかるといわれています。

最初は、治療費や副作用の不安から解放され「やめてよかった」と思っていた人も、数か月経って薄毛が再発し始めてから「やめなければ…」と後悔される場合があるため、短期的な口コミなどに左右されないよう注意しましょう。

治療コストを抑えるなら
医療機関のジェネリック製品を

「それでも治療費が高すぎて続けられない」、という方にはクリニックが処方する海外製のフィナステリドをお勧めします。

一般的に、海外製のフィナステリドは、国内製と比較して安価といわれています。

しかし、安易に安価だからといって個人輸入品を購入してしまうと、ニセモノを掴まされるリスクにもなるため、ネットの個人輸入品は絶対に推奨できません。

一方で、医療機関の処方する海外製フィナステリドの多くは、医師など専門家がその安全性と効果を担保しています。

しっかりと効果を出しながら、価格を抑えてフィナステリド治療をするなら、医療機関の海外製フィナステリドをお勧めします。

ヘアテクトなら、月あたり2,200円から
フィナステリド1.3mgの治療が可能

ヘアテクトでは、12ヶ月まとめ買いなら月あたり2,200円、年間総額27,600円から適正価格でフィナステリド1.3mgの治療をご提供しています。

また、毎月の分割払いにも対応しているため、無理なくしっかり発毛を目指して治療を選択頂く患者様が多いです。

更に、へアテクトでは、海外製フィナステリドの安全性と効果を担保するために、

  • 外部機関による成分調査
  • 輸入時の薬の含有量や安定性の調査(毎回検品)

も行っています。

公式LINEでは、薄毛の専門家がチャットで24時間薄毛の質問や相談を受け付けています。

まずは自分に合った治療法や、無理なく続ける治療選択について、是非一度公式LINEにて専門家に質問してみてはいかがでしょうか?

天野 方一 先生

ヘアテクト 顧問医師

日本抗加齢医学会専門医

埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2021年よりへアテクト顧問、2022年より理事長に就任。日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。

※本記事はHAIRTECTスタッフが天野医師にインタビューを実施し、スタッフが内容をまとめたものとなります。

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